同じ時期に、「はじめて地理学」(富田 啓介(著)も読んだのですが、それと比較してみますと、
○「はじめて地理学」は、地形ができるメカニズムの解説によって、地形論を説明しようとしているのに対して、この「自然のしくみがわかる~」は、具体的な地形(例えば、都立大学駅)や、実際の生活への影響・差異を取り上げながら、地形の違いを説明しようとしているように思いました。
○また、気候論は「はじめて地理学」よりも詳しいです。「気候と植生は大きく関連している」といって、熱帯雨林、サバナ、ステップ…といった植生を中心に気候区分を説明するアプローチも面白く拝読しました。
「はじめて地理学」も、この「自然のしくみがわかる~」も、どちらも良著だと思います。気候区分(+植生)の話題なら、当書の方がいいと思いました。
受験地理の勉強にも、参考になると思います。
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自然のしくみがわかる地理学入門 単行本 – 2015/4/16
水野 一晴
(著)
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なぜ新宿に高層ビルが集まっているのか?実は現在の東京の地形や地盤も「氷河」が関係しているのです!地形・気候・植生・土壌について世界50カ国以上を訪れた著者がエピソードを交えて解説!
- 本の長さ255ページ
- 言語日本語
- 出版社ベレ出版
- 発売日2015/4/16
- 寸法21 x 14.8 x 2.5 cm
- ISBN-104860644301
- ISBN-13978-4860644307
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商品の説明
著者について
京都大学大学院文学研究科地理学専修・教授。理学博士。1958年名古屋生まれ。名古屋大学文学部史学科地理学専攻卒業、北海道大学大学院環境科学研究科環境構造学専攻修士課程修了、東京都立大学大学院理学研究科地理学専攻博士課程修了。国士舘大学、茨城大学、日本大学、横浜国立大学等の非常勤講師を経て、1996年より京都大学大学院人間・環境学研究科アフリカ地域研究専攻助教授、1998年より京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科アフリカ地域研究専攻助教授。大学非常勤講師時代には、河合塾予備校大学受験科非常勤講師も務め、河合塾の地理科初のサテライト授業(全国に配信される衛星生中継授業)の講師を務めた
登録情報
- 出版社 : ベレ出版 (2015/4/16)
- 発売日 : 2015/4/16
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 255ページ
- ISBN-10 : 4860644301
- ISBN-13 : 978-4860644307
- 寸法 : 21 x 14.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 329,662位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 162位地理学・地誌学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2021年2月19日に日本でレビュー済み
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2016年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
地理に関する雑学の本かもしれないと、当初あまり期待していなかったのですが、予想以上のないようでした。
2018年8月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学部生のころに受けた著者の授業がとても印象的で心に残っていて、購入した。大学の授業で唯一、ほとんど休んだことがない授業だった。授業の間の雑談が、実体験に基づいていてとてもリアルで、妙に記憶に残っている。理系に進んでいなかったら、この人のもとで地理学を研究したかった。
コラムごとに、さまざまな「なぜ」についてわかりやすく書かれていて、一気に読み切った。受験のための勉強と違って、こういう興味でする勉強はとても楽しい。ところどころ、記憶をたどりながら、自然地理全般について学べた。また何度か読み返したい本である。山手線は一回一周して、この目で沖積平野と洪積台地を確かめたい。
続編の人文地理学の方もさっそくポチった。おすすめです。
コラムごとに、さまざまな「なぜ」についてわかりやすく書かれていて、一気に読み切った。受験のための勉強と違って、こういう興味でする勉強はとても楽しい。ところどころ、記憶をたどりながら、自然地理全般について学べた。また何度か読み返したい本である。山手線は一回一周して、この目で沖積平野と洪積台地を確かめたい。
続編の人文地理学の方もさっそくポチった。おすすめです。
2016年2月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
豊富な科学的情報がわかりやすくまとめられていて、特に知識がなくても地学の面白さを感じながら新しいことを知ることができました。中学生は勿論、小学5年生くらいでも楽しめると思いました。地学の知識がほとんどない人からある程度のレベルの知識を持つ人まで、幅広い層におすすめできると思います。
2016年2月2日に日本でレビュー済み
「地理」というと、中学・高校でとにかく首都や地名、気候名を覚えさせられた、という悪い印象の人もいるだろう。
本書は、そういう無味乾燥なものではなく、都市開発の進み方の背景や、世界各地の気候の特徴とその理由、さらには地下資源がなぜその場所に埋まっているのかまで、身近な環境の疑問にいかに地理学が応えるかを見せてくれる。
最初の問い、新宿に高層ビルが集中する理由は、大地の形成過程に答えがある。
東京の大地は、12~3万年前の温暖な時代にすでに高台だった場所(S面)、6万年前辺りで海から出た場所(M面)、これら洪積台地に対し谷に泥がたまってできた沖積台地がある。
そして、新宿は硬いS面なので高層ビルが建てやすく、一方渋谷は沖積台地なので高層ビルを建てるのは大変である。
続けて、大阪駅で地盤沈下が起きた理由、高い山で岩石の幾何学模様が見られる理由(霜柱のようなものが出来て押して動かすらしい)、サンゴ礁の海はなぜエメラルドグリーンなのか(環礁のラグーンは浅く波が入らない)、といった素朴だが気になる疑問に次々と答えていく。
エベレストが8848メートルなのは、それよりも高くなろうとすると対流圏を出てしまい、日中の日差しと夜の冷却で風化作用が速やかに進んでしまうからだというのはなるほどと思った。
日本には当たり前にあるイチョウがヨーロッパには化石しかないこと、ケープタウンの狭いエリアに一つの植物界があることなど、興味深い話も多い。
こういう本で是非中高生の頃に地理を学びたかったと思わされるような良書であった。
本書は、そういう無味乾燥なものではなく、都市開発の進み方の背景や、世界各地の気候の特徴とその理由、さらには地下資源がなぜその場所に埋まっているのかまで、身近な環境の疑問にいかに地理学が応えるかを見せてくれる。
最初の問い、新宿に高層ビルが集中する理由は、大地の形成過程に答えがある。
東京の大地は、12~3万年前の温暖な時代にすでに高台だった場所(S面)、6万年前辺りで海から出た場所(M面)、これら洪積台地に対し谷に泥がたまってできた沖積台地がある。
そして、新宿は硬いS面なので高層ビルが建てやすく、一方渋谷は沖積台地なので高層ビルを建てるのは大変である。
続けて、大阪駅で地盤沈下が起きた理由、高い山で岩石の幾何学模様が見られる理由(霜柱のようなものが出来て押して動かすらしい)、サンゴ礁の海はなぜエメラルドグリーンなのか(環礁のラグーンは浅く波が入らない)、といった素朴だが気になる疑問に次々と答えていく。
エベレストが8848メートルなのは、それよりも高くなろうとすると対流圏を出てしまい、日中の日差しと夜の冷却で風化作用が速やかに進んでしまうからだというのはなるほどと思った。
日本には当たり前にあるイチョウがヨーロッパには化石しかないこと、ケープタウンの狭いエリアに一つの植物界があることなど、興味深い話も多い。
こういう本で是非中高生の頃に地理を学びたかったと思わされるような良書であった。
2016年4月5日に日本でレビュー済み
私は高校生時代に「地学」「地理」が苦手だったのですが、何となく自然地理学に興味が湧き、この本を買って読みました。が、結果は成功とは言えませんでした。
この本はある程度「地理」や「地学」が得意だった人でないと読めません。これは、内容が難しいとか易しいとかいう以前に、ある程度の用語を知っている読者を前提としてとして書かれているという意味です。さらに言えば、少し難しい用語に説明がない一方で簡単な内容を詳しく説明していたりと、難易度に一貫性が見られない部分があるようにも感じられました。(単に自分の知識が偏っているだけかもしれません。)
また、筆者の個人的な体験談は読んで面白いですが、いかにも学者然とした密度の濃い別の部分に比べると明らかに情報量が少なすぎ、また断片的で、物足りなく感じました。
総合的に見て、地理学が好きな人向けの専門性の高いエッセイのようなもだと思います。私と同じような「地理」「地学」オンチにはあまりお勧めできません。
この本はある程度「地理」や「地学」が得意だった人でないと読めません。これは、内容が難しいとか易しいとかいう以前に、ある程度の用語を知っている読者を前提としてとして書かれているという意味です。さらに言えば、少し難しい用語に説明がない一方で簡単な内容を詳しく説明していたりと、難易度に一貫性が見られない部分があるようにも感じられました。(単に自分の知識が偏っているだけかもしれません。)
また、筆者の個人的な体験談は読んで面白いですが、いかにも学者然とした密度の濃い別の部分に比べると明らかに情報量が少なすぎ、また断片的で、物足りなく感じました。
総合的に見て、地理学が好きな人向けの専門性の高いエッセイのようなもだと思います。私と同じような「地理」「地学」オンチにはあまりお勧めできません。
2015年8月30日に日本でレビュー済み
現在の地理を数年から数億年遡りながら説明してあり網羅的です
著者が氷河や砂漠大好きな感じを受けました、体験談も多くそこも見所ですね
高山や砂漠の体験談が多いですが雑学的な部分もあって面白いです
内容の偏りはあまり感じられず寒い所暑い所、今までとこれから、高い所低い所いろいろです
ただ読んでいると一般教養レベルの地理が完璧に頭に入ってないと理解しきれないかもしれません
手元に世界地図と日本地図を用意しておくといいかもしれません
基本的に平易な表記説明なので分かり易いですが、たまに必要な部分で専門用語も出てきます
写真や図やグラフなども多過ぎず少な過ぎず納得しながら読めるのも良いですね
この本を読んで欲しいのは地理から一歩離れた人です
植生や世界史や不動産屋や観光に興味関連がある人
意外と新しい発見があると思います
著者が氷河や砂漠大好きな感じを受けました、体験談も多くそこも見所ですね
高山や砂漠の体験談が多いですが雑学的な部分もあって面白いです
内容の偏りはあまり感じられず寒い所暑い所、今までとこれから、高い所低い所いろいろです
ただ読んでいると一般教養レベルの地理が完璧に頭に入ってないと理解しきれないかもしれません
手元に世界地図と日本地図を用意しておくといいかもしれません
基本的に平易な表記説明なので分かり易いですが、たまに必要な部分で専門用語も出てきます
写真や図やグラフなども多過ぎず少な過ぎず納得しながら読めるのも良いですね
この本を読んで欲しいのは地理から一歩離れた人です
植生や世界史や不動産屋や観光に興味関連がある人
意外と新しい発見があると思います